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「また辞めたいと思ってしまった。これで何回目だろう」
「今度こそ長く働きたいのに、また合わない職場だった」
「転職回数ばかり増えていく。次の面接が怖い…」
こういった悩みをお持ちではありませんか。
私は5回の転職を経験していて、若い頃は職場が長く続かないことにずっと悩んでいました。
「自分はどこに行ってもダメなのかも」と落ち込んでいた時期もあります。
ですが、いま振り返ると、転職を繰り返していたのには、はっきりした理由がありました。
この記事では、5回転職した経験をもとに、繰り返しの正体と抜け出し方をお伝えします。
\ この記事で分かること /
- HSPが転職を繰り返しやすい理由
- 5回転職した私の「繰り返しループ」の正体
- 転職を繰り返す自分を責めなくていい理由
- ループを断ち切る職場選びの変え方3つ
- 転職回数が多いことへの不安との向き合い方
HSPが転職を繰り返しやすいのはなぜ?

まず最初に、「転職を繰り返してしまうのはHSPだからなの?」という疑問から整理していきますね。
結論から言うと、原因は気質だけにあるのではなく、気質と環境の組み合わせだと考えています。
\ 繰り返しやすさに関わる2つの前提 /
- 転職を繰り返すこと自体は珍しくない
- HSPは環境の影響を人一倍受けやすい
転職を繰り返すこと自体は珍しくない
そもそも、合わない職場に当たって転職を繰り返す経験は、HSPに限らず誰にでも起こりうることです。
求人票や面接だけでは、職場の実際の雰囲気や人間関係まで分かりません。
入ってみたら想像と違ったという「入社後のギャップ」は、気質に関係なく起こる転職理由の定番です。
ですから、転職を繰り返しているからといって、特別に問題がある人というわけではないんですよね。

「私だけじゃない」と思うだけでも、少し楽になりますよね。
HSPは環境の影響を人一倍受けやすい
そのうえで、HSPには「環境の影響を人一倍受けやすい」という気質があります。
- 職場の音・光・人の動きなどの刺激
- ピリピリした空気や誰かの機嫌
- 高圧的な人の存在
こういった刺激を敏感に受け取るので、合わない環境にいるときのダメージが人一倍大きいのです。
その分、消耗して働き続けられなくなり、退職に至りやすい面があります。
ですが、これは裏を返せば、合う環境に出会えたときの安定感も人一倍大きいということです。
環境しだいで良くも悪くも大きく変わるからこそ、「どう職場を選ぶか」がHSPにとって特に重要になるんですよね。
【体験談】5回転職した私の「繰り返しループ」の正体


ここからは、私が実際にハマっていた「繰り返しループ」を、少し恥ずかしいですが正直にお話しします。
当時は気づいていませんでしたが、いま振り返ると繰り返しには決まったパターンがありました。
\ 私がハマっていたループの3段階 /
- 限界まで我慢してから辞める
- 焦って次の職場を決めてしまう
- 「どこでも頑張ります」の受け身姿勢になる
限界まで我慢してから辞める
新卒で入った1社目はパワハラのひどい職場でしたが、「新卒で入った会社だから、多少厳しくても続けないと」と思い込んでいました。
「ここで辞めたら根性なしだと思われる」
「これに耐えられないと、どこでもやっていけない」
「みんな我慢して働いているんだから…」
当時は他の職場を知らなかったので、比較のしようがなかったんです。
結局、心身の調子を崩して会社に行けなくなるまで我慢してしまい、限界の状態で退職することになりました。
つらい状態が続いているときは、ひとりで抱え込まず、医療機関や公的な相談窓口など専門家を頼ることも考えてみてくださいね。



限界まで耐えてから辞める、の繰り返しでした…。
焦って次の職場を決めてしまう
限界で辞めているので、心身が回復した後の転職活動は「早く決めないと」という焦りでいっぱいでした。
「無職の期間が長いと、やる気がない人だと思われるかも」という不安もあり、2社目は下調べをほとんどせずに決めてしまったんです。
その結果、入ってみたら雰囲気がおかしく、嫌がらせをする人もいる職場でした。
毎朝、奥の部屋から責任者のヒステリックな怒鳴り声が聞こえてくるような環境で、半年で退職することになりました。
焦って決めた転職は、また合わない職場を引き当てる確率が高い。
これが、私が身をもって学んだことです。
「どこでも頑張ります」の受け身姿勢になる
いま振り返ると、当時の私には「自分に合う職場を探す」という発想がありませんでした。
採用してくれるなら、
どこでも頑張ります
こういう受け身の姿勢だったんです。
HSPは自己評価が低くなりやすく、「相手に合わせる」姿勢も強くなりがちです。
そのため、本来合っていない環境でも「我慢して働こう」「頑張ればなんとかなる」と思ってしまいやすいのですが、実際に働くと合わない環境のダメージをまともに受けてしまいます。
「我慢して限界→焦って決める→また合わない」。
このループこそが、転職を繰り返す正体だったと思っています。



選んでいるようで、選べていなかったんです…。
転職を繰り返す自分を責めなくていい理由


ループの渦中にいた頃は、自分を責める気持ちでいっぱいでした。
ですが、いまなら責める必要はなかったとはっきり言えます。
\ 責めなくていい2つの理由 /
- わがままでも性格の問題でもないから
- 事情を知る人は責めていないから
わがままでも性格の問題でもないから
転職を繰り返していると、「自分はわがままなのかな」「性格に問題があるのかな」と考えてしまいますよね。
私も当時は「能力が低いから」「社会に必要とされていないから」と、すべて自分に原因があると思い込んでいました。
「また辞めることになってしまった」
「応援してくれる家族に申し訳ない」
「次もどうせ続かないんだろうな…」
ですが、繰り返しの正体は先ほどお伝えしたとおり、環境選びの情報とやり方が足りなかっただけで、性格の欠陥ではありません。
選び方は、これから変えていけます。
性格を直す必要はないんですよね。
なお、仕事が続かないつらさへの向き合い方は、こちらの記事でも詳しくお話ししています。


事情を知る人は責めていないから
もうひとつ、私の場合の意外な体験をお話しさせてください。
転職を繰り返していた頃、「家族や友人に呆れられているだろうな」と思い込んでいました。
ですが、体調を崩した経緯や職場の状況を知っている家族や友人は、責めるどころか逆に励ましてくれたんです。
「辞めてよかったんだよ」
「次に合う職場が見つかるといいね」
「体調が一番だよ」
自分を一番責めていたのは、周りではなく自分自身でした。
信頼できる人に事情を話してみると、思っているより味方が多いことに気づけるかもしれません。
当時の私にとって、この存在は大きな心の支えでした。



ひとりで抱え込まなくていいんですよね。
「身近に話せる人がいない」「なぜ繰り返すのか、専門家と一緒に整理したい」という方には、キャリア専門の相談サービスという選択肢もありますよ。
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一人で抱えていませんか?
ポジウィルキャリアは、求人を紹介する転職エージェントではなく、「これからどう働きたいか」を一緒に言葉にしていくキャリアコーチングです。
なぜ同じことを繰り返してしまうのかを第三者と整理できるので、次の職場選びの軸をつくる助けになります。
初回カウンセリングは無料なので、頭の中を整理する場として使ってみてくださいね。
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繰り返しループを断ち切る職場選びの変え方


それでは、実際に私が6社目でループを断ち切れたときの「変え方」をお伝えしますね。
特別なスキルは必要なく、職場選びのやり方を3つ変えただけです。
\ 職場選びの変え方3つ /
- 焦って決めない期間をつくる
- 譲れない条件と妥協できる条件の線引きをする
- 客観的な視点をくれる相談先を持つ
焦って決めない期間をつくる
まず一番効果が大きかったのは、「焦って決めない」と最初に決めてしまうことでした。
無職の期間への不安は、正直ゼロにはなりません。
ですが、焦って合わない職場に入ると、結局もっと早く無職に戻ってしまうんですよね。
2社目の失敗以降、私は「過去の失敗した職場と似た雰囲気がないか」を必ず気にするようになりました。
- 違和感のある求人には応募しない
- 面接で「ここは危ないかも」と感じたら、採用されても断る
この「入らない勇気」を持てるようになってから、職場選びの精度が大きく変わりました。
危険な求人や職場のサインを見抜く具体的なポイントは、こちらの記事にまとめています。


譲れない条件と妥協できる条件の線引きをする
次に大事なのが、職探しを始める前に「ここは譲れない」「ここは妥協できる」の線引きをしておくことです。
私の場合、譲れない条件はこう変わりました。
\ 私の譲れない条件 /
- 収入の高さより「無理なく長く続けられること」
- 人間関係にあからさまな問題がないこと
- 身に付けたい経験が積めること
給与などの条件は、キャリアを重ねれば後からでも良くしていけます。
それよりも、「ほとんど毎日、何年もこの仕事を続けられる?」と自分に尋ねることを優先しました。
HSPは「ちょっと背伸びすればできるかも」で無理をして、頑張りすぎて潰れやすい面があります。
だからこそ、最初に軸を言語化しておくことで、目の前の求人に流されない土台ができるんですよね。
自分に合う仕事の見つけ方は、こちらの記事で詳しくお話ししています。


客観的な視点をくれる相談先を持つ
最後は、ひとりで抱え込まずに相談先を持つことです。
私が転職活動をしていた頃は、大学時代から知り合いだったキャリアカウンセラーの方によく相談していました。
- 求人票を一緒に確認して、注意点を教えてくれた
- 自分の軸を理解したうえで、相性を一緒に考えてくれた
- 面接対策にも付き合ってくれた
自分では「良さそう」と思った求人も、客観的な目で見ると危険サインが隠れていることがあります。
繰り返しループの原因が「焦り」と「下調べ不足」だからこそ、冷静な第三者の視点は、ループを断ち切る大きな助けになるんです。



ひとりで戦わなくていいと知って、楽になりました。
転職回数が多いことへの不安に答える


最後に、転職を繰り返してきた人が必ずぶつかる「回数の不安」についてお話しします。
私も回数が増えるたびに不安でしたが、数字に意識を向けるより大事なことがあると実際の転職活動で感じました。
\ 回数にまつわる2つの不安 /
- 選考でどう見られるのか
- 短期離職の理由をどう伝えるか
選考でどう見られるのか
「履歴書が汚れてしまった」「面接で絶対突っ込まれる」という不安、痛いほど分かります。
私も、1箇所に長く勤めるのがきれいな履歴書だと思っていたので、転職のたびに憂うつでした。



面接の前は、いつも回数のことが頭にありました…。
ですが、実際に転職活動をしてみて感じたのは、転職回数だけで機械的に落とされるわけではないということです。
面接で見られているのは、回数の多さより「辞めた理由に納得感があるか」「今回は長く働いてくれそうか」でした。
つまり、回数は変えられなくても、伝え方と次の選び方はこれから変えられるということなんですよね。
短期離職の理由をどう伝えるか
実際、私は面接で短期離職について質問されたことがあります。
2社目を半年で辞めた本当の理由はパワハラのある環境でしたが、面接ではこう伝えました。
「入社時にうかがっていた内容と、実際の仕事内容に差がありました」
「自分が本来やりたいと感じたことができない環境でした」
嘘をつくのではなく、事実の中から、前向きに伝えられる部分を選んで話すのがポイントです。
前の職場への不満や批判をそのまま話すと、面接官に「うちでも同じことを言うかも」と思われてしまいます。
事実ベースで「だから次はこういう環境で長く働きたい」につなげると、短期離職の説明は前向きな志望動機に変わってくれます。
面接に対する不安については、こちらの記事もどうぞ。


HSPの転職の繰り返しに関するよくある質問(FAQ)
最後に、HSPの転職の繰り返しについてよくある質問をまとめました。
まとめ:転職を繰り返した経験は、次の職場選びの材料になる
最後に、この記事のポイントをまとめます。
- 限界まで我慢してから辞める
- 焦って次の職場を決めてしまう
- 「どこでも頑張ります」の受け身姿勢になる
- 焦って決めない期間をつくる
- 譲れない条件と妥協できる条件の線引きをする
- 客観的な視点をくれる相談先を持つ
HSPは相手から必要とされると、合う合わないを二の次にして頑張りすぎてしまうことがあります。
だからこそ、自分の譲れない条件をはっきりさせて、ブレない軸で転職活動をすること。
それが、長い目で見たときに安定して働ける職場に出会う近道だと、5回の転職を経て思っています。
転職回数が多いことは、恥ずかしい過去ではありません。
「合わない環境」のデータを人より多く持っているということでもあります。
その経験は、次の職場選びで必ずあなたを守ってくれますよ。



焦らなくて大丈夫です。あなたのペースで探していきましょうね。






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