HSPで仕事が続かないのは甘えじゃない|私が唯一7年続いた仕事の共通点

体験談あり HSPで仕事が続かないは甘えじゃない!7年続いた仕事の共通点

※本記事にはプロモーションが含まれます。

「入社して数ヶ月なのに、もう辞めたいと感じてしまう」
「周りは普通に続けられているのに、私はどうしてダメなんだろう」
「こんなに転職を繰り返して、社会人失格なのかな…」

仕事が続かないたびに、自分を責めていませんか。

私も20代の頃はパワハラやいびりが原因で退職を繰り返し、「私には社会人としての適性がないのかも」と本気で落ち込んでいました。

ですが、これまで6社を経験して分かったのは、続くかどうかを決めるのは職種よりも「環境」だということです。

実際に今の職場は、7年続いています。

この記事では、私の職歴を包み隠さずお見せしながら、続かなかった仕事と続いた仕事の違いをお伝えします。

この記事で分かること

  • HSPで仕事が続かない4つの原因
  • 6社経験した私の「続かなかった仕事・続いた仕事」のリアル
  • 7年続いている職場に共通する環境の条件
  • 続かないループから抜け出す3ステップ
目次

HSPで仕事が続かないのは甘えじゃない

騒がしいオフィスで疲れた表情を浮かべるHSP女性のイラスト

まずお伝えしたいのは、仕事が続かないのは決してあなたの甘えではないということです。

HSPの特性と職場環境の関係を知ると、続かなかった理由が見えてきます。

仕事が続かない4つの理由

  1. 職場の刺激を人一倍受け取ってしまう
  2. 人間関係の緊張が深くこたえる
  3. 限界まで耐えてから辞めてしまう
  4. 職種選びだけで解決しようとしてしまう

職場の刺激を人一倍受け取ってしまう

電話の音、周囲の話し声、忙しい時間帯のピリピリした空気。

HSPは五感から入ってくる情報を深く処理する気質なので、まわりの人が気に留めない刺激でも、積み重なって大きな疲れになりやすいんですよね。

同じ仕事量でも、消耗の度合いが違うのは自然なことだと思っています。

人間関係の緊張が深くこたえる

HSPにとって一番大きいのが、人間関係のストレスです。

「誰かが怒られていると、自分のことのように苦しい」
「機嫌の悪い人がいると、一日中そわそわしてしまう」
「小さな一言を、家に帰ってからも引きずってしまう…」

こういった感じ方をするHSPにとって、人間関係がこじれた職場は消耗が何倍にもなる場所です。

仕事内容そのものより、人間関係が原因で続かなくなるケースはとても多いと感じています。

限界まで耐えてから辞めてしまう

HSPは真面目で責任感が強い人が多く、「これくらいで辞めたら甘えだ」と我慢を重ねがちです。

その結果、心や体が悲鳴を上げてからやっと退職を決めるので、まわりからは「急に辞めた人」に見えてしまうんですよね。

また辞めたいと思ってしまう私は、ダメなのかな…

本当は限界までよく耐えているのに、自分を責める材料にしてしまうのは、とてももったいないことだと思っています。

職種選びだけで解決しようとしてしまう

「HSPに向いてる仕事」を検索して、職種を変えれば解決すると考えてしまうのも、実はつまずきやすいポイントです。

私の経験では、どんな職種でも環境が合わなければ続きませんでした

向いていない環境の特徴は、こちらの記事で詳しくまとめています。

6社経験した私の職歴公開|続かなかった仕事と続いた仕事

これまで働いてきた職場の道のりを振り返る女性のイラスト

ここからは、説得力を持たせるために私の職歴をすべてお見せします。

きれいな経歴ではありませんが、だからこそ伝えられることがあると思っています。

職場期間辞めた理由
①医療系事務(新卒)約1年パワハラで心身の調子を崩した
②医療系事務(転職)3〜4ヶ月いびりと改善されない体制
③役所の臨時職員1年転職が決まり円満退職
④障害福祉の事業所(支援員)半年今の職場の立ち上げに誘われた
⑤別の福祉事業所(支援員)半年認可待ちの間のつなぎ勤務
⑥今の福祉事業所7年目継続中

6社の職歴から分かったこと

  1. 続かなかったのはハラスメントが黙認される職場
  2. 環境が変われば同じ自分でもいきいき働けた
  3. 7年続く職場は「信頼関係」から始まった

新卒の職場はパワハラで心身の調子を崩した

新卒で入った医療系の会社では、無視や暴言、業務をやらせてもらえないといったパワハラを受けました。

先輩に相談すると「こういう環境だから我慢するしかない」と言われ、勇気を出して社長に相談したときの答えは、今でも忘れられません。

「うちの会社はパワハラありだから」

あとから、支店のトップがパワハラ体質で、それまでに何人も同じ理由で辞めていたことも分かりました。

私は心身の調子を崩して会社に行けなくなり、1年ちょっとで退職しました。

相談しても変わらない…あの絶望感は忘れられません

2社目はいびりがエスカレートして数ヶ月で限界に

転職した先の医療系事務は、当初からお局さんの若い人いびりがひどい職場でした。

トップとお局さんの関係が近すぎて、誰も止められない状態だったんです。

いやがらせは業務に支障が出るほどエスカレートし、実際に事故が起きかけたので上に相談しましたが、何も改善されませんでした。

業務に支障が出ているのに、何も変わらないなんて…

入れ替わりのときに前任者の方がおっしゃっていた「あなたならここでもきっとやっていけるから、頑張るのよ」という言葉の意味を、そのとき理解しました。

在籍は3〜4ヶ月でした。

2社連続でハラスメントのある職場に当たってしまい、当時はこんなことばかり考えていました。

「パワハラが続くのは、私に原因があるのかな」
「これくらいで辞めるなんて、適性がないのかも」
「もっと耐えて働くべきだったのかな…」

今だからこそ言えますが、悪いのは環境であって、あなたではありません

転機になった役所の仕事で環境の大切さに気づいた

休養後に臨時職員として働いた役所が、私にとって大きな転機でした。

そこには誰かをねたんだり、いやがらせをしようとする人がいませんでした。

真面目に仕事をしていたら「頼りになるよ」「いつもありがとね」と声をかけてもらえて、それが本当に嬉しかったんです。

契約上は2年働けるところ、転職が決まって1年で退職することになったのですが、個人的なお別れ会まで開いてもらい、「もっと一緒に働きたかった」という言葉までいただきました。

環境が変わるだけで、こんなに違うんだ!

同じ私のままでも、環境しだいでいきいき働けると実感できた経験でした。

この実感が、そのあとの仕事選びを大きく変えてくれました。

7年続いている今の職場は信頼関係から始まった

その後は障害福祉の事業所で支援員として働き、一緒に働いていた上司から「新しく立ち上げる事業所に来ないか」と声をかけてもらいました。

(立ち上げの認可が遅れた関係で、別の事業所で半年つなぎ勤務をするという回り道もありました。)

今の職場が続いている一番の理由は、人間関係です。

  • 声をかけてもらった安心感と「必要とされている」信頼感があった
  • オープニングスタッフなので、こじれた人間関係や暗黙のルールがなかった
  • 上司の「いやがらせのある会社にはしたくない」という信念に共感できた
  • 困りごとを職員みんなで解決する文化がある

正直、福祉の仕事がラクというわけではありません。

利用者さんのトラブル対応に追われたり、まれに暴言を受けたりと、大変な場面は普通にあります。

ですが、職員同士で支え合って解決できるという安心感があるから、大変なことがあっても続けられているんですよね。

誤解のないようにお伝えすると、「福祉の仕事だから続いた」わけではありません。

たまたま出会えたのが、環境の良い職場だったというのが正確なところです。

続いた仕事と続かなかった仕事の違いは環境だった

灰色の職場と光あふれる職場の2つの扉の前で明るい方を選ぶ女性のイラスト

6社を並べてみると、続かなかった職場と続いた職場には、はっきりした共通点がありました。

職種で見るとバラバラなのに、環境で見るときれいに分かれるんです。

環境で見ると答えが出た

  1. 続かなかった職場に共通していたこと
  2. 7年続いている職場に共通していたこと
  3. 安心して働ける職場のチェックリスト

続かなかった職場に共通していたこと

  • ハラスメントが黙認・容認されている
  • 相談しても何も変わらない
  • 人間関係が最初からこじれている
  • 「我慢するしかない」が当たり前になっている

振り返ると、仕事内容が原因で辞めたことは一度もありませんでした。

壊れていたのはいつも人間関係と組織の風土だったんです。

7年続いている職場に共通していたこと

  • 信頼関係がベースにある
  • 人間関係をゼロから作れた
  • トップがハラスメントを許さない姿勢
  • 困りごとをみんなで解決する文化
  • 真面目な働きぶりを純粋に評価してもらえる

役所も今の職場も、この条件がそろっていました。

続くかどうかを決めるのは、
職種よりも「安心して働ける環境」

合わなかったのは私じゃなくて、環境だったんですね

もちろん、ハラスメントのある職場は、HSPかどうかに関係なく誰にとってもつらい場所です。

ですが、HSPは環境から受ける影響が人一倍大きい気質と言われています。

合わない環境では体調を崩すほど深く消耗しやすい一方で、合う環境では持ち味を発揮していきいき働きやすくなるんですよね。

私が役所や今の職場で経験した変化は、まさにこれでした。

だからこそHSPにとって、職場選びは「職種」より「環境」の優先度を上げる価値があると思っています。

安心して働ける職場のチェックリスト

私の経験から、職場を見極めるときの視点をまとめました。

転職先を見るときの視点はこの5つ

  • 困ったときに相談できる相手がいるか
  • 相談したことが実際に改善につながる職場か
  • 上司や経営層がハラスメントを容認していないか
  • 極端な派閥や上下関係がないか
  • 純粋に働きぶりを評価してもらえる雰囲気か

入社前にすべては分からなくても、面接や見学でこの視点を持っておくだけで、職場選びの精度はぐっと上がると思っています。

組織そのものが苦手と感じている方は、こちらの記事も参考になると思います。

仕事が続かないループから抜け出す3ステップ

カフェでノートに自分の条件を書き出して整理する女性のイラスト

とはいえ、「環境が大事なのは分かったけれど、何から始めればいいの?」と感じますよね。

私の後悔も踏まえて、3つのステップにまとめました。

STEP
辞めた理由を「環境の言葉」で振り返る

「私が弱いから続かなかった」ではなく、「相談しても変わらない職場だったから」と、主語を環境に置き換えてみてください。

自分を責める時間が、次の職場選びに活きる分析の時間に変わります。

STEP
安心して働ける条件を言語化する

先ほどのチェックリストを参考に、自分にとって譲れない条件を3つに絞ってみましょう。

「少人数の職場がいい」「相談しやすい上司がいてほしい」など、具体的な言葉にするほど選ぶ精度が上がります。

STEP
環境軸で次の職場を探す

求人票の条件面だけでなく、見学や面接で職場の空気を確かめることを大切にしてみてください。

私のようにオープニングスタッフとして人間関係をゼロから作るのも、有力な選択肢だと思っています。

一人で見極めるのが難しいと感じたら、転職エージェントに職場の雰囲気を確認してもらいながら、自分に合う環境への転職に向けて動くのもひとつの方法です。

また、「安心して働ける条件が、自分でもまだ言葉にできない…」という段階なら、求人を紹介する転職エージェントではなく、キャリアコーチングで自分の軸から整理する方法もあります。

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私は合わない職場で変に粘ったせいで体調を崩し、合う職場に出会うまでかなりの時間がかかってしまいました。

だからこそ、過去の私と同じように悩んでいるあなたに伝えたいです。

辞めることは逃げではなく、選び直すことなんです。

小さな一歩からで大丈夫ですよ

自分の強みを活かせる仕事の方向性は、こちらの記事でまとめています。

HSPの仕事が続かない悩みに関するよくある質問(FAQ)

最後に、仕事が続かないことに悩むHSPの方からよくいただく質問にお答えします。

気になる疑問は、ここでスッキリ解消していきましょう。

HSPで仕事が続かないのは甘えですか?

甘えではありません。HSPは刺激や人間関係の影響を受けやすく、合わない環境では人一倍消耗しやすい気質だからです。環境が合えば長く働き続けられるケースも多く、職場選びの視点を変えることが解決につながります。

HSPが試用期間で辞めてもいいのでしょうか?

試用期間で辞めるのも選択肢のひとつです。試用期間は会社と本人がお互いに合うかを見極めるための期間だからです。合わない職場に無理に勤め続けるより、早めに環境を選び直すことで心身を守りやすくなります。

HSPはバイトやパートも続かないのでしょうか?

雇用形態に関係なく、HSPは環境が合わない場所では消耗しやすい傾向があります。バイトやパートでも、職場の雰囲気や人間関係との相性で働きやすさは大きく変わります。正社員と同じく環境軸で選ぶことが大切です。

HSPで仕事が続かないのは病気のせいもありますか?

HSPは病気ではなく生まれ持った気質です。ただし、不眠や気分の落ち込みなど心身の不調が続いている場合は、無理をせず医療機関や専門家に相談することが大切です。休養が回復の第一歩になることもあります。

HSPでも続きやすい仕事はありますか?

「この職種なら必ず続く」という仕事はありません。続くかどうかは、職種そのものより職場環境との相性に左右されやすいためです。相談しやすさや人間関係など、安心して働ける環境かどうかを軸に選ぶことが大切です。

まとめ:仕事が続かないのはあなたのせいじゃない

朝の光の中を安心した笑顔で歩き出すHSP女性のイラスト

最後に、この記事のポイントを振り返ります。

この記事のまとめ
  • 仕事が続かないのは甘えではなく環境とのミスマッチ
  • 続かなかった職場は「ハラスメント黙認」「相談しても変わらない」場所だった
  • 続くかどうかを決めるのは職種より「安心して働ける環境」
  • 辞めることは環境を選び直すこと

私は6社を経験して、やっと「安心して働ける環境なら続けられる」と気づけました。

過去の私は、合わない職場で粘りすぎて体調を崩し、たくさん遠回りをしました。

だからこそ、いま悩んでいるあなたには、辞めること自体を悪だと思わないでほしいんです。

あなたが続かなかったのは、能力や性格のせいではありません。

安心して働ける場所を、これから探しにいけばいいと、私は思っています。

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HSPの働き方全般については、こちらの総まとめ記事もぜひ読んでみてください。

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この記事を書いた人

はじめまして、当ブログを運営している「みなも」です。

HSP気質を持つ会社員として、日々の生活や仕事のなかで感じる生きづらさと向き合いながら過ごしています。

このブログでは、HSPとして感じたこと、気づき、生き方のヒントなどを発信しています。

「今日より、明日がほんのり明るくなりますように」――そんな願いを込めて書いています。

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