在宅リモートワークで経理をしている友人の話から見えたこと

「経理は仕事内容よりも、環境が合うかどうかが大事」
そう感じるようになったきっかけが、在宅で経理の仕事をしている友人の話でした。
その友人は、
- 経理一本で働きながら、リモートワーク(自宅)で静かに仕事ができる
- 主な業務は請求書のチェック
- やり取りはテキストでのチャットが中心
- 必要なときだけオンラインで話す
といった仕事のスタイルです。
印象的だったのは、人との距離が適度に保たれていて、精神的な負担が少なそうだったことです。
同じ経理でも、働く場所や関わり方が違うだけで、消耗の仕方は大きく変わるんだと感じました。
在宅という働き方は、集中できる環境を重視したいHSP女子にとって、ひとつの現実的な選択肢だと言えそうです。
人間関係の距離感がちょうどいい
在宅で経理をしている友人の話を聞いて、「これならHSPでも続けやすそう」と感じた一番の理由は、人間関係の距離感がちょうどいいところでした。
出社して働く場合、毎日同じメンバーと同じ空間で過ごすことになります。
HSP気質の人は、相手の表情や声のトーン、ちょっとした空気の変化まで感じ取りやすく、それだけで気疲れしてしまうことがあります。
一方、在宅経理の場合、やり取りの中心はチャットです。
必要なことだけを、落ち着いて文章でやり取りできるため、その場の感情や空気に振り回されにくくなります。
友人も
苦手な人はいるけれど、常に顔を合わせるわけではないから、そこまでストレスにならないよ
と話していました。
人間関係を完全に断つわけではないけれど、近すぎず、遠すぎない距離感で仕事ができるんですね。

このバランスは刺激に敏感なHSP女子にとって、想像以上に大きなメリットだと感じます!
未経験で経理に興味を持っているなら、仕事内容だけでなく、どんな距離感で人と関わることになるのかにも目を向けてみてください。
あなたはどっち?リモート向き・向かないHSPの違い
在宅でできる経理の仕事は魅力的ですが、すべての人に向いている働き方ではないのも事実です。
友人の話を聞いて感じたのは、リモート経理には、はっきりと向き・不向きが分かれるということでした。
まず、比較的向いているのはこんな人です。
- 分からないことを自分から質問・共有できる
- 基本的なPCスキルが身についている
- チャットでのやり取りが苦にならない
- 一人で黙々と作業する時間が好き
在宅の場合、すぐ隣に教えてくれる人がいるわけではありません。
パソコンをフル活用して業務を行うため、自分で簡単なトラブルシューティングができるなど、PCの基礎知識は必要です。
あとは「この仕訳って合っているのかな?」と思ったときに、自ら質問して確認・情報収集できるスキルが身についていれば、コミュニケーション面での問題はクリアできるでしょう。
一方で、向いていないと感じやすいのは、
- 困ったときに声をかけるのが苦手
- 誰かに常に見守ってもらいたい
- 一人で作業すると不安が強くなる
といったタイプです。
HSP気質の人は、「迷惑をかけたくない」「こんなこと聞いていいのかな」と考えすぎてしまい、質問のタイミングを逃してしまうこともあります。
気を遣いすぎる特徴が裏目に出てしまうと、仕事がうまく回らない可能性も出てきます。
在宅経理を目指す場合は、スキルだけでなく、自分がどんなときに安心して働けるかを考えてみることが大切です。
静かな一人の環境が合うのか、それとも近くにサポートしてくれる人がいるほうが落ち着くのか。
この視点を持っておくと、リモートという働き方を選ぶかどうかも、より納得感を持って判断できるようになります。
簿記の知識があると選択肢が大きく広がる


在宅で経理の仕事をする友人の話を聞いて、もうひとつ強く感じたのが、簿記の知識があるかどうかで、選べる働き方が変わるということでした。
友人は、経理一本で働いており、日商簿記2級の知識を活かして仕事をしています。
そのおかげで、在宅やリモートといった働き方にも挑戦しやすくなったそうです。
未経験から経理を目指す場合、「まずは事務職から」と考える人も多いと思います。
ですが、簿記の基礎知識があるだけで、単なる事務ではなく経理としての求人に目を向けやすくなります。
私は後になって日商簿記3級の資格を取ったのですが、領収書の整理や仕訳、請求書の管理など、経理業務をする上での理解度が資格取得の前後でかなり変わりました。
特に在宅経理の場合は、「未経験OK」でも、最低限の簿記知識を前提としている求人が少なくありません。



慣れるまでは出社して覚えてねというタイプの求人も多いです!
いきなり完璧を目指す必要はありませんが、
- 簿記の考え方に慣れておく
- 数字に対する苦手意識を減らしておく
これだけでも、将来選べる仕事の幅は確実に広がります。
未経験のHSP女子が経理を目指すなら、環境選びとあわせて、簿記という土台を少しずつ整えておくことが、無理なく続けるための近道だと感じています。
簿記の資格取得を目指すHSP女子にオススメの学習法は?
私が日商簿記3級を取得する際に使ったツールは、主に下記の2つです。
- 書店で買える日商簿記3級の教本
- CPAラーニングの無料講座
最初に教本を買いましたが、実のところテキストだけだとイメージが沸かず、私は全く理解できませんでした…。
一度は挫折した簿記ですが、たまたまネットで見つけたCPAラーニングというサイトでは、テキスト教材とあわせて動画の講義も視聴でき、そこから一気に理解が進みました。
講義動画は先生が話しながら板書&解説するスタイルだったため、学校の授業のような感覚でスーっと頭に入ってきましたね。



先生方が時々動画で励ましてくれて地味に嬉しかったです!笑
- 教本
- 問題集
- 講義動画
- 模擬試験
これを無料で提供してくれるなんて何とも太っ腹ですね…。
個別に指導を受けたい場合は有料になりますが、私は無料の講義や模擬試験だけでも十分自信を持って試験に臨めました!
今はまだ日商簿記3級までしか取得していませんが、これから2級取得を目指すことがあれば、またCPAラーニングを利用したいなと考えています。
HSPが無理なく続けられる経理の仕事を探すには


経理の求人を見ていると、条件や仕事内容が似ているものが多く、「何を基準に選べばいいのか分からない」と感じることがあります。
特に、職場の雰囲気や業務の進め方、人との関わり方などは、求人票だけでは判断しづらい部分です。
ひとりで情報を集めていると、不安や迷いが大きくなってしまうこともあります。
そうしたときの選択肢のひとつとして、転職エージェントに相談しながら仕事を探す方法があります。
転職エージェントでは、希望条件を整理するサポートを受けられたり、企業ごとの働き方について、求人票には載らない情報を教えてもらえることがあります。
必ずしも「すぐ転職する」前提で利用する必要はなく、情報収集の段階で相談する人も少なくありません。
「一人で考え続けるのがしんどい」「選択肢を整理したい」と感じたときに、無理のない範囲で頼れる存在として、知っておいてもいいサービスだと思います。
HSPと経理に関するよくある質問
結論|HSP女子の経理選びは環境重視で!


HSPにとって経理という仕事は、向き・不向きを仕事内容だけで判断できません。
数字を扱う経理の仕事は、細かな点にも気づくHSPの特性が活かされやすい側面があります。
ただし、それは集中できる環境が整っていることが前提です。
電話や来客対応が多かったり、常に声をかけられる状況で作業を続けたりすると、能力や努力とは関係なく、心の消耗が先に来てしまいます。
- 静かに作業できる時間がある
- 経理に専念できる役割分担
- 人との距離感が保たれる働き方
こうした環境が整っていれば、経理はHSP女子にとって、無理せず続けやすい仕事になります。
未経験で経理に興味を持ったとき、「自分に向いているかどうか」を性格や能力だけで決めなくて大丈夫です。
それよりも、どんな環境なら落ち着いて働けそうかという視点で、経理の仕事を見てみてください。
今すぐ転職するつもりがなくても、求人情報を眺めながら、「これはしんどそう」「これは合いそう」と整理していくだけでも、将来の選択がしやすくなります。
自分をすり減らさずに続けられる形を、少しずつ探していきましょう。
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