【完璧じゃなくてもいいよ】HSPの私が0か100思考を手放すためにやった5つのこと

完璧主義もうやめたい…HSPが0か100思考を手放すための方法5選 日常生活とHSP
完璧主義もうやめたい…HSPが0か100思考を手放すための方法5選
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「中途半端な自分は許されない」
「期待に応えないと相手から認めてもらえない」
「完璧にできない自分は価値がないと感じてしまう…」

そんな「0か100かで考えてしまうクセ」に悩んでいませんか?

私自身、HSPの気質から人の評価に敏感で、「相手の期待に完璧に応えなきゃ」と自分を追い詰めてきました。

そこから、自分の行動を点数化したり、失敗から学んだ内容に注目することで、徐々に完璧主義な自分から開放されていきました。

この記事では、HSPの私自身が「0か100思考」に悩み、少しずつ手放してきた体験をもとに、 原因と5つの対処法をお伝えします。

記事を読むことで、0か100思考が生まれる原因や癖に気づき、完璧でない自分を受け入れて少しずつ前向きに生きるための方法が理解できます。

筆者であるみなも本人が長い時間をかけて実践し、実際に効果があった方法を厳選してお届けしています。

自分を苦しめてきた0か100思考から抜け出したい!と思う方は、ぜひ最後までお付き合いください。

「0か100思考」とは?

0か100思考のイメージイラスト

物事を二分して考える思考のパターンで、「白黒思考」や「完璧主義」、「オール・オア・ナッシング」とも呼ばれています。

中間が存在しないため、完璧か全部ダメか、成功か失敗かといった2択でしか判断する基準がない、偏りの大きい考え方です。

HSPの気質を持つ方は特にこういった傾向が強いと言われており、少しでもミスをしたり、相手の気になる言動を感じ取ると、「うまくできなかった、全部失敗だ」「ダメなヤツって思われた…」と感じてしまいがちです。

築き上げた全てが無くなったような気持ちになっちゃいます…。

HSPが「0か100思考」になりやすい5つの原因

毛布をかぶって落ち込むHSP女性のイラスト画像

HSP気質を持つ方が0か100思考に陥りやすい原因として、以下の5つが挙げられます。

  1. 相手の反応に敏感で不安になりやすい
  2. 心理的な安定を強く求めるから
  3. 自信の無さからくる承認欲求が強い
  4. 理想が高く完璧主義
  5. 結果だけで評価されてきた経験が多い

上のリストを見て、複数当てはまる方もいらっしゃるでしょうか?

1つ目から順番に詳しく深堀りしていきましょう。

相手の反応に敏感で不安になりやすい

心配するHSP女子のイラスト画像

相手のちょっとした表情の変化や、言葉の使い方に敏感なHSPさん。

だからこそ、相手の表情が曇ったり、返答に間が空いたりすると、心のどこかで

「気に障ることを言ってしまったかな…」
「私に失望したのかな。きっと嫌われたんだ。」

と不安に感じてしまいます。

相手の気持ちを察する力に長けているからこそ、マイナスの変化にもとても敏感で、相手の気分を損ねてしまった=自分が嫌われた、失敗したという思考に陥りやすいとも言えます。

少しの刺激でも敏感に反応しやすいHSPさんは、相手の反応が良くなかったり、不満そうな態度をとられることを強く危険、回避すべき事だと感じます。

感度が良すぎて鳴りっぱなしの火災報知器のイメージです!

相手の反応にすごくビクビクしちゃうのはこのせいですね。

そして、自分が相手に合わせることで危険を回避し、ざわつく心を安定させようとします。

ちょっとでもあいまいな反応が返ってくると、相手は不満なんだという判断をしやすいので、良くも悪くもない「中間の状態」が存在しない人も多いんですね。

50%や60%などの判断ができず、0か100という二極化した選択肢のみになってしまいます。

心理的な安定を強く求めるから

安心した顔のHSP女性のイメージイラスト画像

HSP気質を持つ方の根っこには、「相手に安定した穏やかな気持でいてほしい」「マイナスの感情を持ってほしくない」という思いがあることも多いです。

相手の声のトーンや表情の変化を敏感に察知し、少しでも反応に違和感を感じると、安定が崩れたと判断します。

「期待に応えられなかった」
「相手を嫌な気持ちにさせてしまった自分はダメなんだ」

と自分で自分を責めることで、ますます負のループに陥ってしまいます。

このループが自己評価を下げ、自分に極端なマイナス評価を下してしまうことがあるのです。

また、相手が自分に対して否定的になることを極端に恐れ、本当は自分の意見と違っていても、相手が満足するような行動を取る傾向にあります。

その場の雰囲気が悪くなることがすごく苦手なんです…。

本来は相手の感情まで背負う必要はないのですが、場の空気が悪くなったりすると、マイナスの空気を素早く感じ、なんとかしなきゃ!と相手の感情まで背負ってしまいます。

相手は疲れていて無愛想だっただけかもしれないし、上の空で話を中途半端に返事をしていただけかもしれない。

それでも、相手の反応の責任はすべて自分にある、「私のせいだ」と考えてしまうことで、0か100の思考パターンに陥りやすくなります。

自分と相手の感情の境界線が曖昧なんですね。

自信の無さからくる承認欲求が強い

繊細な女の子が不安そうにしているイラスト

常に相手の反応を注意深く観察しているHSPさんは、

「今の返し方、これでよかったのかな」
「不快に思われなかったかな」

と、いつも相手の顔色を窺っています。

「私はこうできたらOK!」という自分の基準がなく、接する相手一人ひとりのリアクションや雰囲気を感じ取って、いいか悪いかを判断します。

話す相手によっても良い・悪いは大きく変化するので、他人の価値観に振り回される形となり、自分ではどうしていいか分からなくなるんですね。

「私はこうする・こうしたい」という軸が大変ゆらぎやすく、これが自信の無さにつながっていると考えられます。

0か100思考が強かった頃の私は、自分で自分を認めることが苦手ゆえ、相手に認めてもらうことが自分の自信につながると思っていました。

そのときは、認めてもらうために相手の要求に応え続けなきゃ!と無理をしていたのかもしれません。

他人に認められなきゃ存在価値0だよね。とずっと思っていました。

100%ぴったり考えが合う人間とはなかなか出会えないように、相手に合わせ続けることはとても難しいので、どうしてもちょっとした価値観・感覚のズレや不和が生じます。

「私は相手に応えられなかった」
「だから全部失敗、存在価値がなくなる」

本来他人と考えや価値観が異なるのは当たり前なのですが、自分に自信が持てないことで、相手の価値観にあわせられない(=認めてもらえない)と感じ、HSPさんは自分を責めてしまうのです。

理想が高く完璧主義

完璧主義に悩むHSP女性のイラスト

いつも100%で相手に応えたいと思うHSPさんは、目指している理想や目標がとても高い傾向にあります。

そして目指すゴールの基準は「自分がどれだけ頑張ったか」ではなく「相手がどれだけ評価してくれたか」であることもしばしば。

頑張れば頑張るほど相手の評価が高くなる、認められると感じ、この考え方が自分の目標をどんどん上げてしまいます。

「中途半端にしかできない自分」を受け入れるのが苦手な状態だと、自然と理想やハードルが高くなっていきがちです。

高い理想を持つことは悪いことではありません。

しかし、中間の状態も評価できないと、いつまでも100に届かない自分はダメだ…と思ってしまいます。

結果だけで評価されてきた経験が多い

テスト結果にショックを受ける女の子のイラスト

学校の受験や就職活動では、テストの点数・面接の合否など、結果だけで物事を判断される機会が多くあります。

家庭によっても、頑張りではなく結果が全てだったという経験をされた方がいるかもしれません。

テストで10位以内だったら親や先生にほめてもらえる
試合で勝ったら監督やコーチに評価される

途中の学びや自分自身の成長を見てもらえる機会が少ないと、

「30位から20位になっても、10位以内じゃないなら私はだめな人間なんだ」
「練習してタイムが伸びたけど、試合に勝てなかった自分に価値はない」

と、自分の成長を無視して結果だけで判断するようになります。

自分の中で得意なことが増えても、自己最高記録を更新しても、自分なりの苦手が克服できても、最終的な結果や成績が悪ければ全てダメ。

このような考え方のクセがついていると、完璧主義や0か100思考になりやすいのです。

大人になればなるほど、結果重視の評価が増えていきます。

SNSの「0か100思考」に関するリアルな声をまとめてみました

中途半端な状態を受け入れられなかったり、相手に隙を見せないように、いつも完璧を目指してしまうといった声が見られました。

完璧主義で0か100思考であることを自分では理解しつつも、それが手放せない状態が続くと辛くなってしまいますね。

他に、0か100思考を緩められている方の投稿からは、このような声が聞こえてきました。

0か100思考をやめたことで、結果的に良い結果になったという声が多くあがっています。

気持ちが明るくなったり、笑顔で過ごせるようになったという意見が印象的ですね。

いい意味での「適当」ができたら気持ちも楽になりますね。

0か100思考を手放すために実践したこと【5選】

ここから、筆者であるみなもが、0か100思考を少しずつ手放していくために実践・体験してみて、特に効果があったと感じた5つをご紹介します。

  1. 自分の頑張りに点数をつける練習をする
  2. 失敗から得た学びやプロセスに注目してみる
  3. 自分はどうしたいか心に問いかける
  4. 相手の感情と自分の感情を分ける
  5. 自分も他人も完璧じゃないことを知る

この5つを意識し、挑戦してみたことで、私は0か100思考からだいぶ開放された実感があります。

どの順番で取り組んでもOKですので、気になるもの、できそうなものがあれば読んでみてくださいね。

自分の頑張りに点数をつける練習をする

HSPの女の子のが考えながらメモを書いているイラスト

0か100思考から抜け出したかった私は、相手の評価軸で自分を評価する癖を、少しずつ手放す練習から取り組みました。

やることは、自分ができたことや頑張ったことに点数をつけるだけ。

「今日は朝時間通りに起きて、会社や学校に遅刻しなかった」
「疲れている時、相手の誘いをやんわり断ることができた」

自分にとってしんどい・苦手と感じる内容ほど、できたら点数を高めにつけるようにします。

たとえば、私の場合は

  • 苦手な朝、目覚まし通りに起きて、朝食&コーヒータイムを確保した
    →朝起きるのはちょっとしんどいから、60点くらい!
  • 疲れていたけど寝落ちせずお風呂に入った
    →ちゃんと自分の体を労ることができたから70点!あとはゆっくり寝よう
  • 職場の苦手な人にも落ち着いて対処できた
    →焦る状況でもそこそこ冷静になれた。頑張ったから80点!

こんな感じで点数を付けていました。

これはみなもの例なので、人それぞれつける点数は違ってOKです。

余裕があれば、自分をいたわる一言をつけるのがおすすめですよ♪

ここで大事なのが、減点方式ではなく加点方式で点数をつけること。

根が真面目なHSPさんの場合、ダメなところを直そうという意識が強く、自然と減点方式になっているケースが多いかもしれません。

できないことにばかりフォーカスすると、できたことへは目が向かなくなり、強制的にダメなところ反省会が脳内で始まってしまいます。

マイナス思考を緩めるためにも、何ができたかに注目してみましょう。

他の人ならできて当たり前だよね…と考えず、「自分にとって大変なことがどの程度できたか」で判断しましょう。

もしも「自分にそんな甘い評価はできない!」と考えてしまう場合、友人・家族など、あなたの大切な人に置き換えて考えてみてください。

親友がテストで赤点をとっても、仲の良い同期が仕事でミスをしたとしても、「もう全てが台無しだ!」「ダメ人間だ!」なんて思わないですよね。

「結果はうまくいかなかったけど、君が頑張っていたの見てたよ。」
「全部があなたのせいじゃないよ。」

大切な人に、きっとそんな言葉をかけるのではないでしょうか。

あなた自身の頑張りに点数をつけるときも、ぜひ身近な親しい人へ声をかけるような気持ちでやってみてくださいね。

具体的な点数が思い浮かばない、難しいと感じる場合は、

今日は頑張った方:◎
そこそこできた:◯
イマイチ:△
大失敗だった:✕

の4段階から始めてみましょう。

自分のがんばり評価表 今日は頑張った方◎ そこそこできた◯ イマイチ△ 大失敗だった✕

自分を肯定的に評価できない最初のうちは、✕をつけることが多いかもしれません。

ただ、繰り返していくうちに、✕の中でも「ちょっとできたかな」と感じるタイミングが出てくるはずです。

それを今度は△で評価しましょう。

次は△の中でも「ちょっとできたな」と思えることを◯で評価しましょう。

このステップを踏むことで、次第に自分の頑張りの幅をつかみやすくなると思います。

プロセスや失敗から得た学びに注目してみる

気付きを得たHSPの女の子のイラスト

  • 試合でボロ負けした
  • 仕事で大きなミスをしてしまった
  • 会議でうまくプレゼンできなかった

失敗から、気持ちがどん底に沈む時ってありますよね。

こんなときも、全部が全部ダメだったわけではないはずです。

  • 負けちゃったけど、後半戦でアシストができた
  • ミスはしたけど、他の部分で勉強になったこともある
  • ダメなところをハッキリさせられたから、次から対策が取れる

失敗の中にも、途中の道のりでうまくいったこと、新しく覚えたこと、ちょっとレベルアップしたことが隠れています。

ゲームでも、負けたとしても経験値が手に入ったり、謎を解くヒントメッセージが表示されたり、あえて負けることで実績が解除されたりもしますよね。

負ける→経験値ゲット→新たな技を習得→次は楽に戦えるね!

現実の世界でも、失敗したことで、次はどうしたらいいかアイデアが浮かんだり、新しい道が見えてきたりと、そこから得られるものもあると思います。

ミスをすると、上司や先生に怒られて泣きたくなったり凹んだりすることもあります。

しかし、そこから何かを学べたなら、あなたは確実に前に進んでいます。

失敗する前のあなたより、失敗した後のあなたのほうが、また1つ物知りになっているはずです。

自分はどうしたいか心に問いかける

HSPの女の子が鏡に向かって微笑み自分を受け入れているイメージのイラスト

「あなた自身はどうしたいの?」

と聞かれて、即答するのが難しい方には、これからお話する内容が効果的です。

相手の期待に応えようとすると、自分の思いや感情は置き去りにされてしまいます。

だからこそ、これからは自分の心の声に耳を澄ませて、

「私は何したいんだっけ?」
「自分はどうしたいと思う?」

と、問いかけてみてください。

相手のことは一旦置いておいて、自分の心と二人で会話する感じです!

長く相手に合わせ続けてきた人ほど、どうしたいか全然思い浮かばないと思います。

それほどあなた自身の気持ちを無視して、ずっと相手のために頑張ってきたんですね。

そんな人は、まずは小さな選択からトライしましょう。

「今日の昼ご飯は何が食べたい?」
「今日の服、自分の気分に合わせるとしたら何が良い?」
「今日はどの道を通って出かける?」

他の人と一緒に行動する場合、HSPさんは無意識に相手にあわせてしまうので、まずは自分ひとりで行動する小さな選択で練習してみてください。

何度か繰り返すうちに、

「今の私は和食の気分だなぁ」
「今日は落ち着いたグリーンの服が似合うかも」
「ちょっと回り道して、気になるお店がある道を通りたいな」

といったように、自分自身の声をキャッチしやすくなりますよ。

心の声を聞く練習を続けると、

  • 自分がしたい・されたいこと
  • 自分がしたくない・されたくないこと
  • 大事にしたいことや譲れないこと

こうした軸のようなものが段々と見えてきます。

これが、あなた自身の「本当の気持ち」に繋がります。

相手と自分の感情を分ける

感情の境界線を引くHSPの女の子のイラスト

相手の感情や反応も自分で引き受けるHSPさんは、感情の境界線があいまいで、相手の機嫌まで自分が取ろうとすることがあります。

いつも人の顔色を気にして、一挙手一投足に落ち込むこともしばしば。

私が大切にしている言葉のひとつに、お笑い芸人みやぞんさんの

「自分の機嫌は自分で取って 人に取ってもらおうとしない!」

という言葉があります。

これはふてくされていないで、自分の気持ちは自分で明るくしてあげよう!という意味でもありますが、私は視点を変えて

相手がどう受け取るかは、相手の問題。

機嫌が悪くなったら、その機嫌は相手が自分で取れば良い。

人に自分の機嫌を取らせようとするなんて、まだまだおこちゃまですねぇ~。

と考えるようにしています。

ひとつ例えを紹介しますね。

あなたがものすごーく嫌なことがあって、少しピリピリして話が頭に入らなかったとします。

それを見た話相手が、

「いつもと違ってあんまり話をよく聞いてもらえなかった。私の話が面白くなかったんだろうな。私ってつまんないよね。」

と落ち込んだとしたら、あなたはどう思いますか?

少なくとも、

「今イライラしてるの!あなたが私にあわせてどうにかしなさいよ!」

なんてまず思わないですよね。

大体の方は

「今日ちょっと嫌なことがあって…。ちゃんと聞けなくてほんとにごめんね。」

といった感じで返すでしょう。

あなたが自分の機嫌を相手に取ってもらわなくていいのと同じように、相手もあなたに機嫌を取ってもらう必要はないんです。

相手も常に万全の状態とはいかないこともありますから、他人の感情をあなたが背負って責任を感じなくても良いんです。

自分も他人も完璧じゃないことを知る

明るく失敗を打ち明ける女の子のイラスト

これは私の個人的な体験談なのですが、0か100思考を緩めていくきっかけの1つになったのが、とある友人の失敗談でした。

高校でも大学でも、私の友達はみんなしっかり物が多く、芯の通った人たちばかりでした。

ですが、友人と二人で雑談しているある日、部活で大きな失敗をしてしまった話をポロッとこぼしたのです。

彼女は友人の中でも優等生タイプの人で、何でもそつなくこなせるようなイメージだったので、ものすごく意外だったんです。

ただ、失敗談を聞いたからといって、彼女のことが嫌になったり、軽蔑したりすることは全くありませんでした。

逆に完璧そうに見える人が、案外自分と同じような失敗をしていたこと、それを隠さず笑って話してくれたことが、かえって親近感を感じさせ、ふっと心が軽くなりました。

完璧に見える人も、自分が知らないだけで、意外とどこかで失敗していたりするのかな。

たいていの人は、失敗をわざわざ口にはしないですから、自分で勝手に「周りはミスしない有能な人だらけ」と思い込んでいたんです。

私は知らず知らずのうちに、相手にボロを出してはいけない、評価が下がると思い、常に完璧な自分を見せ続けようとしていたのかもしれません。

ですが、私が相手に完璧を求めていないように、相手も私に対して完璧でいてほしいなんて思っていないことに気づきました。

仕事においても、

「私この間こんなミスしちゃったんだよね~」
「でもこのプロジェクトは◯◯がうまくいったんだ!ほめてー!」

と明るく打ち明けてくれる人ほど、仲良くなりたいな、一緒にいて気が楽だなぁと感じることが多々あります。

厳しい上司・完璧そうに見える先輩や先生も、過去に沢山失敗してきたかもしれません。

もしかしたら、今もあなたの見ていないところで超ダメダメな場面があるかもしれません(笑)

そう意識するようになってから、昔よりも肩の力を抜いて仕事ができるようになりました。

私も相手も、きっとお互い完璧じゃないんだね。

0か100じゃない50の価値を大切に

コーヒーを片手に読書しているHSP女性のイメージイラスト

私が0か100の他人軸で自分を評価していたときは、

「どこまでやれば頑張ったといえるのか」
「今日の自分はよくできた?イマイチ?」
「何が一番うまくできた?どこがよかった?」

このような質問に1つも答えられませんでした。

なぜなら、相手によって全部評価の基準が違うから。

長年染み付いた思考のクセを直すのは簡単ではありませんが、一つずつできることから始めてみてください。

きっと、中間の自分にも価値があることに気づくと思います。

一番自分のそばにいるのは紛れもないあなた自身です。

あなたの繊細さを「自分の頑張りに気づく」ための力としても使ってあげてくださいね。

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